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2006年06月21日
【セクハラ】【鳥取】県立厚生病院の警備員、個人情報悪用し 女性患者に「お大事に」 /鳥取
県立厚生病院(倉吉市東昭和町)に勤務していた40歳代の男性警備員が2月下旬〜3月下旬、入院した女性患者5人の携帯電話に病院職員を装って、「お大事に」などの迷惑メールを送りつけていたことが20日分かった。病院の相談を受けた倉吉署の調べで判明し、県と契約していた警備会社は警備員を懲戒解雇した。同署は警備員が反省しているなどとして立件を見送り、県も患者の要望で公表しなかったと説明した。
県病院局によると、警備員は昨年12月から勤務。夜間当直で緊急の問い合わせなどに対応するため、受付窓口で管理する「入院台帳」を基に、迷惑メールを送信する相手を選んでいた。入院台帳には、▽名前▽性別▽年齢▽電話番号▽診療科名▽入院日――などの個人情報が記載され患者5人のうち4人は出産などのため産婦人科に入院、もう1人は救急外来にかかった看護師だった。
メールは「こんばんは。病院関係者です。早く退院してね。お大事に」「病気は何? 担当が違うからわからないけど」などの内容。患者から3月1日に「変なメールがきて気持ち悪い」との訴えが病院にあり、5日にも別の患者から同様の訴えがあったため、8日に同署に相談した。同署が携帯電話の通信記録などを調べ、送信者の警備員を20日に特定した。
同署は、ストーカー規制法違反の容疑で警備員から事情聴取し警告したが、内容がわいせつ的、脅迫的でなく、反省していることから立件を見送ったという。警備会社は警備員を懲戒解雇するとともに、残る契約期間(1年)を辞退した。
県個人情報保護条例や業務委託契約は「業務で知り得た個人情報をみだりに他人に知らせ、又は不当な目的に使用してはならない」と定めており、違反は明らか。嶋田雄二病院局長は「警備会社の職員研修とは別に、県も個人情報保護の重要性について警備員を含め、職員への教育を徹底していきたい」と再発防止を誓った。
: 2006年06月21日 03:00
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